熱中症について
梅雨が明けました。これから暑い(熱い)日が続くので、触診と聴診については次回以降にして、熱中症について書いてみます。
熱中症とは高温(多湿)な環境に身体が適切に対応できないことによって引き起こされる状態のことです。
めまい、立ちくらみ、生あくび、大量の発汗、筋肉痛などがみられるとき(軽症)は、まず涼しい所で安静にして体を冷やし水分(水や塩分)補給をします。たいていの場合、これらの対応で回復します。
頭痛、嘔吐、倦怠感、集中力の低下などがみられるとき(中等症)は、体を冷やし水分補給をしながら病院を受診してください。十分な水分補給が必要なため、場合によっては点滴を行います。
痙攣、意識障害などがみられるとき(重症)は、救急車を要請してください。集中治療が必要です。
もちろん熱中症にならないように日頃から注意しておきましょう。外出する時は帽子や日傘を使い、日陰を探して休憩しましょう。家にいても安心はできません。積極的にエアコンを使い、熱帯夜にも気をつけてください。日頃から栄養に気をつけて、睡眠をしっかりとっておくことが大切です。「自分は大丈夫」と油断せずに早めの行動をとりましょう。

おなかの診察①
当院には「便秘している」「下痢している」「おなかが痛い」「胃が痛い」「吐気がある」「食欲がない」などおなか症状を訴えて受診される方が多くいます。診察は視診、問診、触診、聴診の順に進め、その後必要な検査(画像検査や血液検査)があれば行うようにしています。
名前をお呼びして診察室に入ってきてもらうときから患者さんの表情や歩きかたなどを診て全身状態や症状の強さなどを判断していきます。
問診ではいつから、どこが、どのようにあるのかを基本にして聞いていきますが、訴えや症状によってさらに詳しく聞いていきます、また症状が悪化しているのか軽減しているのか、時間的推移も大切です。
もちろんこれまでの既往歴、家族歴、服薬歴、健康診断やがん検診の受診歴、食欲の有無、体重の増減、最近の食事内容、アルコール飲用の有無、喫煙の有無、アレルギーの有無などについても時間をかけて聞き取りをします。
特に初診の方には時間をかけるようにしています。
次回は触診と聴診について書いてみようと思います。



